【失敗しない履修登録!】履修登録のすべてを解説!

大学

こんにちは!地方国立大学に通うyumamaです!

大学受験を終え、晴れて大学に進学することになった皆さん!

おめでとうございます!

そんな皆さんには、新学期前に「履修登録」というものがあります。

・履修登録ってなに?
・履修登録失敗したらどうなるの?
・どうやったら失敗せずに履修登録できる?

という疑問を持つ方に向けて、履修登録のすべてを解説します!

これを読めば、履修登録は完璧になるはずです!

ということで今回は「失敗しない履修登録の組み方」をご紹介します!

こんな人におすすめ
・履修登録が何かわからない
・履修登録で失敗したくない
・うまくいく履修登録の組み方を知りたい
・大学の授業の仕組みを知りたい

履修登録とは

履修登録とは簡単に言うと

時間割を決める」こと

です。

高校までは1時間目~6時間目まで学校から時間割が発表されて、

それに従っていましたよね?

しかし、大学ではその時間割を自分で設定しなければならないんです。

履修登録のルール

まず、大学を卒業するためには「単位」が必要です。

「単位」というのは「これだけの授業に合格しました。」という証明みたいなものです。

卒業するのに必要な単位数は大学、学部によって異なるので、私の場合を例に挙げて解説します。

私の場合、卒業に必要な単位数は128単位です。つまり、卒業までに128単位取得していれば、卒業を認められるということです。128単位以下なら「留年」です。

そして、一つの授業で得られる単位は1~2単位です。一つの授業で何単位もらえるかは授業によって決まっています。

つまり、4年間(医学系は6年間)のうちに128単位とれるように、自分で時間割を組むのです。

また、大学は前期と後期に分かれていて、それぞれとれる単位の上限が決まっています

私の場合、前期にとれる単位数は24単位、後期に単位も24単位です。つまり、1年間で48単位が単位取得の上限になります。

これらを踏まえたうえで、うまいこと時間割を組まなければいけません。

じゃあ、どんな授業でも、卒業に必要な単位を取得すればいいのか。
といわれるとそうでもありません。
授業によって取らないといけない授業とそうでない授業があるのです。
これについて次に解説します。

授業の種類

まず大きく二つに分類します。

  • 全学共通科目(一般教養科目)
  • 学部開設科目

この二つです。

そしてそれぞれの授業にはさらに三つの種類があります。

  • 必修科目
  • 選択必修科目
  • 自由科目

です。

↑こんな感じ

それぞれについて説明していきます。

全学共通科目(一般教養科目)

まず最初に全学共通科目(一般教養科目)です。

私の大学では全学共通科目と呼ばれているので、以下では全学共通科目と書きます。

全学共通科目というのは

全学部共通科目ということで、どの学部学科も、その大学に在籍しているみんなが受講できる科目です。

全学部共通ということで、理系も文系も取れる授業であるため、そんなに専門的なことはしません。

主に一年生が全学共通科目を受講するので、大学に入ってすぐ受講すると思います!

私の大学で実際にあった全学共通科目は

・微分積分(数Ⅲは前提になってくるので理系推奨)

・心理学

・教育学

・昆虫と環境

・身の回りの環境

などなどそんなん一生使わんだろってのもいっぱいありました笑

そんなにいっぱいあってどれを取ったらいいの?!

って疑問にはのちに答えますね!

学部開設科目

もう一つの分類が学部開設科目です。

名前の通りですが、学部開設科目は

それぞれの学部学科で開設されている科目です。

全学共通科目を終えた後、それぞれの学部学科に沿ったより専門的な内容を学びます。

私は電気電子系の学科なので

・電磁気学

・電子回路

・情報理論

などなど、専門的っぽいでしょ?

さて、全学共通科目と学部開設科目について理解してもらったところで、

それぞれにさらに二つの授業の種類を説明していきます。

必修科目

必修科目というのは

卒業するまでに絶対に取得しなければいけない科目です。

必修科目を受講しない、単位認定されない(テスト、レポートで不合格)の状態では卒業できません。

なので、絶対に単位を取らないといけないです。

時間割を決める際、まず必修科目を組み込まなければなりません

選択必修科目

次に選択必修科目です。

選択なんか必修なんかどっちやねん!と思う方もいるかもしれません笑

大学の授業はカテゴリー別に分類されており、そのカテゴリー内にいくつかの授業があります。

そして、「このカテゴリーの中から何単位はとってね」というのが決まっています。

これが選択必修科目です。

卒業に必要な単位というのは、どんな授業でもいいというわけではないのです。

意外と難しいでしょ?笑

自由科目

ここまで必修科目と選択必修科目について説明してきましたが、

必修科目と選択必修科目だけを取得すれば、卒業に必要な単位数に到達するというわけではありません

私の場合、必修科目と選択必修科目で96単位以上取らなければいけません。
しかし先ほども述べた通り卒業に必要な単位数は128単位です。

その足りない部分を自由科目として補わないといけないのです。

自由科目はもともと自由科目(とっても取らなくてもいい)として設置されているものか、選択必修科目で取らなかったものから選択して取るかで補います。

ただ、自由科目として扱われない授業もありますので、そこは各自しっかり確認してください。

履修登録の流れ

さて、実際の履修登録の流れを説明します。

STEP1 授業の確認

大学から修学案内(大学によって呼び方は違うかも)という冊子が配られます。

その冊子に、自分の学部学科は卒業に何単位必要でどんな授業があって…とすべて記載されています。

まずどれが必修科目で、どれが選択必修科目なのか認識しましょう。

また、選択必修科目の中からどれを選択するのか目星をつけましょう。

受けたい選択必修科目があったとしても、その時間に必修科目が入っていれば、必修科目を優先するべきなので受講できません。

STEP2 授業を入れてみる

大学のポータルサイトへ飛べば、履修登録という欄があります。

そこをクリックすると、

授業が何も入っていない時間割が出てきます。

そして、それぞれの授業の枠を押すと、その曜日、時間にある授業の一覧が出てきますので、受講したい授業をクリックします。

そうすることで、授業を入れることができます。

まず最初に必修科目を入れましょう!
選択必須科目に取りたい授業があっても、その授業があるコマに必修科目あったら、必修科目が優先です!その場合、取りたかった科目を諦めるか、来年そのコマに必修がなかったら取れますので、一年待つかです!

STEP3 確認

最後にいくつか確認しましょう。

履修登録はミスすると留年なんてこともあり得ますから慎重に確認を!

確認項目を挙げていますのできちんと確認してください。

必修は取りこぼしなく組み込めているか

単位上限を超えてしまっていないか

抽選落ちしても必要な単位数を確保できるか(抽選落ちについてはのちに説明します)

STEP4 履修取り消し期間

履修登録には「履修取り消し期間」というものがあります。

これは、履修登録後、授業が始まってから一週間後くらいにあるもので、

履修して、実際に授業受けてみたけど、思ってた授業と違ったという方のために、

履修を取り消しできるというもの…

というのがちゃんとした履修取り消しなのですが、実際は、一回授業に行ってみたら、めんどくさそうだった。抽選落ち(抽選についてはのちほど)用に入れておいた科目の消去などで使っている人が多いです笑

私も実際に、履修し、実際に授業を受けてみて、
「うわー、この教授めんどくさそー」「うわ、思ったより難しそう」と思ったらこの期間に消去します笑

おすすめの授業の取り方

ここからはおすすめの授業の取り方を紹介していきます。

うまく組めば楽に単位が取れますが、逆に失敗すれば単位を落としてしまうことになりかねない履修登録ですので、以下を実践してみてください。

先輩から楽な科目を聞く

まず、「最初に先輩から楽な科目を聞く」ということです。

一年生の前期は難しいかもしれませんが、後期以降は絶対に先輩に聞いてください。

やっぱり、楽な科目とそうでない科目が存在します

ただ動画を見て、少しのレポートを書くだけで単位がもらえる授業がある一方、毎回ちゃんと授業に出席して、がっつりテスト勉強をして臨まなければ、難しい授業などいろいろあります。

特に全学共通科目なんかは将来にそのまま生きる内容なんてほとんどありませんので、楽に単位を取得してしまいましょう!

履修登録説明会

また、先輩がいないよというあなたにお勧めするのが、

履修登録説明会です。

説明会といっても、全学部を集めて講堂で話を聞くという感じではなくて、

食堂だったり、休憩スペースだったりでほぼマンツーマンで先輩が履修登録を教えてくれるよというもの。

私の大学では大学生協が運営しており、食堂で、先輩方に楽な授業だったり、履修登録の仕組みなんかを教えてもらいました。

多くの大学で開催していると思いますが、自分の通う大学で開催されるのか、各大学の生協のTwitter、インスタを確認してみてください。

友達と一緒の授業を入れる

次に、絶対やってほしいことは友達と同じ授業を取るということです。

友達と同じ授業を取るメリットは以下3つです。

  • めんどくさくなっても友達がいるから授業に行く
  • 一緒にテスト勉強できる
  • 自分が先輩とつながっていなくても、友達つながりで過去問を入手できる可能性がある

友達なしで一人で大学の授業を受けに行くのって結構大変です。

遅刻しても欠席しても、高校みたいに怒られることはないので、ついつい気が緩んでしまいます。

んで緩みすぎた結果、単位を落とすなんてこともザラ…

そんな気のゆるみは友達がいれば少しは改善されます。

また、テスト勉強を一緒にできるのも強いです。わからないところがあれば、聞けばいいし、むっずなんて言いながら友達と勉強するのも結構楽しいです。

そして、テスト勉強に欠かせないもの、それが「過去問」です。

「過去問」

大学の教授は先生ではなく、研究者なので授業をするのがメインの仕事ではありません。そのため、適当な授業する先生も少なくありません。
そんなこんなで、テストが過去問通り、なんてこともあります。
まったく同じでなくても問題傾向はわかります。
つまり、過去問ゲーなんです。

自分が先輩とつながりがあって過去問をもらえるならいいのですが、
そうでない場合、友達をつてに過去問をもらえるかもしれません。

抽選落ち用に余分にとる

全学共通科目では選択した授業が受けられるかどうかは抽選で決まります

教室のキャパ、教授のキャパで一つの授業を受講できる学生数は決まっています。

全学共通科目は全学部学科の人が受講できるので、その定員をオーバーすることがよくあります。

その場合、受講できる学生を決めるのは抽選になります。

特に先輩から楽だとよく耳にする授業などは、みんなが履修したいため、よく抽選になります。

もちろん抽選なので、抽選落ちする場合もあります。

抽選落ちすると、その授業は受講できなくなるわけですから、

この授業でこのカテゴリーの単位を取ろうと思ってたのに!

となるわけです。

人気がある授業を履修登録で組み込む場合は、抽選落ちした時のことを考えて、別の授業も履修登録の時に入れておくべきです。

もし、抽選に通ったなら、履修登録取り消し期間の間に、余分にとった授業を消せばいいわけです。

体育

全学共通科目の自由科目に体育があります。

内容は様々で、バレー、バスケ、バドミントンなどいろんなものがあります。

この体育を受講するべきなのかは様々な意見がありますが、私は受講するべきだと思います。

理由は、自分の学部以外の学部の人と友達になれるというところです。

学部開設科目がメインの授業になってくると、授業では同じ学部学科の人としか接しません。

そのため、授業で違う学部の人と仲良くなれるチャンスは全学共通科目となってきます。

その中で、体育はスポーツをする科目なので、仲良くもなりやすいです。

私は大学に行くメリットで一番大きなものが交友関係を広げることができることだと考えているので、体育は受講すべきだと考えています。

他にも大学に行くメリットが知りたい方は、この記事を読んでみてください!

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じゃあ、受講しない方がいいと言っている人たちはどういう意見なのか。

それは、めんどくさいということです。

体育を受講するときは、体育以外の授業で必要なPCやノートのほかに、体操服や、体育館シューズを持っていく必要があります

また、大学にもよりますが、体育館が授業をする講義棟と離れている場合、移動がめんどくさいというのがあります。

以上の点から受講しない方がいいと言っている人もいました。

どちらを取るかは自分の望む方を選択してくださいね!

やらない方がいい授業の取り方

おすすめの授業の取り方を学んだところで次は履修登録をする上での注意点です。

これはやらない方がいいよ!ってのを紹介していきます。

空きコマ

やらない方がいい一つ目は「空きコマ」を作らないということです。

これは私の二年後期の時間割です。

これを見ると水曜日と金曜日の3限が空いていますよね?

この部分を「空きコマ」と呼びます。

空きコマを作ってしまうとこの間、何もできないんです

家に帰ってまた行くのはめんどくさいし、図書館で自習なんて結局めんどくさいので、友達と空き教室でただ話すみたいなことになると思います。

都会だったらいい暇つぶし施設があるかもしれませんが、地方ではそんな便利な場所ないです笑

というわけで、空きコマはなるべく作らない方がいいです。

必修に授業の関係上、空きコマができそうって場合、空きコマがめんどくさいからよくわかんないけどその場所に取れる授業を取るというのはあるあるです笑

空きコマ作ってグダグダするくらいなら単位稼いどこうということです。

1限に授業を入れる

1限に授業を入れることには注意してください。

高校を卒業したばかりの皆さんは、

「え?何が?(‘_’)」

って思うかもしれませんが、大学生になると絶対に怠惰になります

高校の時、当たり前のようにやっていた、1限に学校に行くということができなくなります。

高校の時より、明らかに悪い生活リズムが続きますので、朝起きれないということが起こりまくります。

そのうえ、遅刻、欠席しても自分を咎める人は誰もいません

そこに甘えて、「1限めんどくさい」となって、行かなくなって、単位を落とすということになってしまうわけです。

もちろん、1限に必修があればそれはあきらめてください。頑張っていくしかないです。

ただ、自分で選べる場合、1限を選ぶのはお勧めできません。

推奨科目

私の大学では全学共通科目に推奨科目というのがあります。

推奨科目
今後必要になってくるから、選択必修科目の中でもこの授業を取ることをお勧めします。と学校から提案される科目。

推奨科目をすべて入れると、全学共通科目のあるカテゴリーの単位を余分にとることになってしまう可能性があります

でも、大学入ってしょっぱなそんなこと言われたら一応取っとこうかなって思っちゃいますよね?

私もそう思って、推奨科目全部取ったんです。

なので単位を余分に取っちゃったんです笑

余分に取る分には何も問題ないんですが、取らなくても卒業できるなら取らない方が楽ですよね?

さて、実際に推奨科目を全部取ってみてどう思ったか。

確かに学部開設の専門的な科目に通ずるものはある授業でしたが、余分に取ってまでやることじゃなかったなと思いました。

もちろん学校から推奨されているので取ってみてもいいかもしれませんが、

推奨されたからとりあえず入れとこーくらいの感覚で入れると後で、

取らなくてもよかったやんーってことになりかねませんのでよく考えて入れてください。

ちょっと興味があるからとる

選択必修科目、自由科目は何を基準に選ぶか。

楽なのを選ぶというのも一つですが、自分の興味のある分野の授業を取るというのも一つの選択肢です。

自分が本当にその道に進みたいだったり、前から気になっていた分野だったりするなら、取ってみるのは全然あり(むしろ取るべき)だと思うのですが、

何でもいいけど、強いてこれかなーくらいの気持ちで取ると後悔するかもしれません。

その授業が楽な授業と噂の授業ならもちろんそれを取ればいいのですが、ちょっと興味があるから取ってみてめっちゃめんどくさい授業だった場合、

本当にそれがやりたくて受講した学生なら楽しんでやるかもしれませんが、なんとなくで取った学生からしてみると非常にめんどくさいです。

それで単位を落とす、または悪い成績をとると確実に後悔します。

どういう基準で授業を選ぶかは人それぞれですがよく考えて選んだ方がいいです。

まとめ

ここまでお付き合いありがとうございました!

履修登録について理解できたでしょうか?

履修登録は大学生のイベントとして慎重にならないといけないイベントなので、よく考えて自分の受ける授業を決めてください!

わからないことがあれば、Twitter、インスタなどからご質問ください!

それでは今回はここらで!ほなの!

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